図書館のひととき

Yoda2005-09-11



コーネルにはいくつか大きな図書館があるが、このOlin Libraryが多分もっとも大きなもの。奥に併設されているKroch Libraryには、日本を含むアジアの膨大な文献が揃っており、日本の漫画まで置いてある。


たまたま、James Joyceの手書き原稿等の展示をやっていたので、ふらりと立ち寄ってみた。何せ大学時代は文学部、しかも一時はJoyceを志して英文学科を希望するか迷っていたくらいなので、こんな機会を逃してはならん、というわけ。


展示自体は小規模なもので、数十点の原稿や手紙などを展示されているに留まっていたが、ユリシーズの初版など、大学時代の僕が見たら大喜びしそうなものがあって、意外と楽しめた。


そのあと、Kroch Libraryに立ち寄り、ほんの10-20分のつもりで日本の漫画のコーナーに行ってみたのだが、たまたま手に取った「カムイ伝」にはまり、3時間くらい図書館脇の通路に座り込んで読みふけっていた。大作なので半分も読めず、続きが気になってしょうがない。しかし、カムイ伝手塚治虫はともかく、キャプテン翼ドラゴンボールを置く学術的意味って何なのだろうか?課長島耕作サラリーマン金太郎あたりは、日本のビジネス文化を知るヒントになるかも、とか苦しい言い訳ができそうだが。。